「だれもいない教室」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

「だれもいない教室」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

学校が終わってみんなが帰って、だれもいない教室に入ると不思議な感覚に包まれるの。

忘れ物に気付いて、だれもいない教室に。

忘れ物に気付いて、だれもいない教室に。

  ある日、学校が終わって友達と一緒に帰ろうとしたんだけど、私は忘れ物に気付いて、「あ、忘れ物!教室に戻るわ。」って言ったの、そしたら友達が、「一緒に戻ろうか?」って言ってくれたの、でも、「すぐだから、待ってて。」って言って、教室に戻ったの。まだ明るかったし、一人で教室に入れたわ。
 すると当たり前だけど、さっきまでみんなの声で騒がしかった教室が誰もいなくなってとても静かな広い部屋になってて、まるでいつも来ている教室じゃなくてどこか遠くに来た様な感じがしたの、そしてどこか寂しい感じがしたわ。
  私は不思議な感覚に包まれて、しばらくそのままその感覚を感じていたの。

 そしたら、心配になった友達が教室まで来てくれて、「どうしたの?」って私を驚かさないように声を掛けてくれたわ。
 私は「ねぇ、誰もいない教室って不思議な感じね。」って言うと、「うん、夕方の日が沈む前は、もっと不思議な感じになるよ。でもね、先生が戸締りに来るから見つかって怒られるけどね。」
 「ふーん、そんな時間まで教室に残ってたことがあるの?」
 友達は「うん、時々ね」
 「どうして?」
 「今のあなたが感じている、不思議な感覚に包まれたくなるの。」
 私は「ふーん、あ、でも私は暗くなるとだめ。」って言ったの、
 「ふふ、怖がりだもんね。それより忘れ物はあった?」
 「あ!、まだ。」
 私は忘れ物を机から見つけてかばんに入れて、その日は二人で帰ったわ。

 私は休日の夕日が沈む前、その日最後の日の光が私の部屋に差し込む時間が好き。

「だれもいない教室」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」



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