「白線流し。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

「友達のお気に入りの風景。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

永遠の友情の誓い”白線流し”を一緒にした友達がいたの、今もその子とは親友。

永遠の友情の誓い”白線流し”。

 幼い頃からとっても仲が良かった友達がいたの、その子は少しさっぱりして冷めたところもあったけど、とてもやさしい子だったわ。


 ある日、卒業式の後でセーラー服の白いスカーフを一本に結びつけ川に流す行事”白線流し”のことをお母さんから聞いたの。
 そのことを下校途中に友達に言うと「なんで、セーラー服のスカーフを流すの?」って言うから、
「”永遠の友情の誓い”なんだって」って言うと、
「ふぅーん、でもなんでセーラー服のスカーフを流すことが、友情の誓いになるの?」って言われたの。

「そこまでは私も知らない。」
すると今度は、「流したセーラー服のスカーフは、どうなるの?」って聞くから、
「後で拾うんだって。」
「ふぅーん・・・、よく分からないから実際にやってみようか、やってみたら何か分かるかも。あなたとなら”永遠の友情の誓い”をするわ。」って言ってくれたの、すごくうれしかったわ。
「でもスカーフ、白じゃないよね。」
そしたら彼女は「白だと思えばいいのよ!」だって、彼女らしいわ。
友達は続けて「私たちの卒業式の後でこの橋から”白線流し”しよ、この先に堰があるからそこでスカーフ拾えるし。」と言ってくれたの、
私は「うん!、約束ね!」って言ったの。
 卒業はまだまだ先だけど、家に帰ってからお母さんに”白線流し”のことをもう一度聞いてみたの、
「どうしてセーラー服のスカーフを流すことが、友情の誓いになるの?」
「さぁ、お母さんも聞いた事は無いけど、きっと川に流したスカーフのようにこれからの人生、どんなに急流で早く流されても、ゆっくり流れても、そしてどんなに流れに揉まれても結びが解けずに一本に繋がったままでいようねっていうことじゃないかしら。」
「ふぅーん。」 そのときの私には、あんまりよく分からなかったわ。
でも卒業式の後、一緒に”白線流し”した子とは今も仲良し。

「白線流し。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」



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