「新しい友達。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

「新しい友達。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

いつも相手から話しかけてもらって、お友達を作ってきた私。
その私が勇気を持って、私の方から話しかけて友達になれた子が1人いたの。

「新しい友達。」

 私の友達って、ほとんどの子が。
・クラスの席が近い。
・帰る方向が同じ。
のどちらかで、相手の子から私に話しかけてくれる子。

 だから他にも女の子がいたけど、席替えで一度も席が近くならなかった子とは仲良くなれなかったの。
 そんな中にクラスに私と同じようにおとなしい子がいて、その子とは仲良くなれそうだったけど席替えで一度も近くならなかったし帰る方向も逆だったから、仲良くなるきっかけが無くて友達になれずにいた子がいたの。
 ある日、一人で帰ることになってその子の家のほうに行ってみることにしたわ。
 そうしたら、昔ながらの”田舎のおばあちゃんの家”っていう感じの場所に着いたの、”この街にもこんな所があるんだ”と思いながら、私はその子の家を捜そうかと思ったけど、肝心のその子の名前を知らなかったの。
 クラスの子の名前を知らない自分に気付いて、”きっと私の名前も知らない子がいるんだろうな・・・。”と思うとなんだか悲しくなったわ。
 だから次の日、もの凄く緊張しながら勇気を振り絞ってその子に声を掛けてみたの、そうしたら予想通りいい子だったの。
  そして私が自力で作った友達のことをその日の帰りに帰る方向が同じ友達に話すと、「あぁ、あの子はあなたと同じでおとなしいけどいい子よ、今年の夏からお友達になったの、夏にねあの子の家に遊びに行くと縁側でおいしいスイカを食べさせてくれるよ。 スイカの時期はもうとっくに終わってるけど、今度一緒に遊びに行ってみる?」って言われたの。
 その時、なんだかさっき勇気を振り絞って声を掛けて損したって気がしたわ。

「新しい友達。」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」



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