「彼岸花」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

「彼岸花」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

9月中旬くらいになると咲き始める彼岸花は、緑の茎に鮮やかな赤の花を咲かせるわ。

ある日 クラスの男の子から彼岸花をもらったの。

ある日 クラスの男の子から彼岸花をもらったの。

 彼岸花は茎は折れやすく棒で叩くとまるで刀で”ぱしっ”って切った様に折れるから、ある日 同じクラスの男の子が面白がってて田んぼの畦に咲く彼岸花を棒で叩いて折っていたわ。
 それを見た私は思わず「やめて、かわいそうじゃない!」って言うと、「こんなにいっぱいあるんだもん。」って言って、彼岸花を折るのを止めなかったの。
 私が悲しい顔をするとその男の子は折るのをやめて、私に「欲しいの? だったらあげるよ。」と言って彼岸花を一本くれたの、それを持って帰ってお母さんに渡すと花瓶に入れてくれたわ。
 お母さんが「誰かにもらったの?」って聞くから、「クラスの男の子が彼岸花にいたずらしてて、注意したら”欲しいならあげる”って言ってくれたの。」って答えると、「その子あなたに気があるのかもね。」って言われたわ、私はその時意味が分からなかった。

 続いてお母さんが「手をよぉーく、洗ってらっしゃい、じゃないとこのお花の水はすっごく”にがい”のよ。制服に付けなかった?」って言われたわ。 部屋に戻って彼岸花の花言葉を調べたら、「想うはあなた一人」というのがあったの。
でも生まれて初めて男の子からお花をもらった日だったわ。

「彼岸花」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」



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