「きんもくせい」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

「きんもくせい」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」

きんもくせいの香りに街がつつまれる頃、セーラー服を着ていたあの頃のせつない思い出が顔を出すの。

きんもくせいの香りに街がつつまれる頃

きんもくせいの香りに街がつつまれる頃、セーラー服を着ていたあの頃のせつない思い出が顔を出すの。

 私が人を好きになったことを、友達には言ってなかった。
でも友達はみんなその事を知っていて、優しく見守ってくれて応援してくれていたの。
 学校から帰る途中も、一緒だった友達は彼の家へと向かう道と私たちの家に向かう道と 2つに分かれる場所で、わざと足を止めて立ち話を始めてくれたの。彼とその日最後、逢えるように。
 秋のある日も、その友達はいつもの場所で止まって彼が通り過ぎて見えなくなるまで付き合ってくれたの、秋の夕暮れに近くにあったキンモクセイの木から あたりにその香りが広がっていたわ。
 彼を見送って家に帰ると、部屋で脱いだセーラー服からキンモクセイの香りがしたわ。友達に申し訳ないくらい

長い時間付き合ってもらっちゃったといつも反省してたわ。
 今でもキンモクセイの香りに街が包まれると、あの時の人を好きだった気持ちと友達の優しさが懐かしさと共によみがえるわ。

「彼岸花」・・・セーラー服・制服の「思い出日記」



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